汗かき、べそかき、自転車漕ぎ、

自転車旅で感じたこと、ぼやきその他いろいろ

自転車で歳の数だけ東欧・南欧・北欧諸国を巡る旅、始動。

 

ご無沙汰しております、癖っ毛です。

ちょうど西日本自転車旅が終わり1週間が経ちました。先日は大学の卒業式も無事終えました。来年4月までのニート生活が始まりました…。学割もないし、定期券もないし少々ニートは大変そうです。今日もインターネットを使って調べものと思い、家では集中できないので地元の図書館へ。ただネット環境が安定せず足早に去りました。駅のスタバでもいいのですが通い始めたら切りがなく、贅沢費用なので抑えなければなりません。仕方なく家で作業をやることを誓い、家に戻りました。

学生だったら定期券で交通費気にせず、都内の大学に行って良い環境とインターネット設備とで進められたのですが。自分の所持しているパソコンはポンコツで処理速度も遅いです。大学のパソコンだったらと…本当に恵まれた環境だったんですね。大切なものは失ってから気付くとは、何事にもよく言われるもので。

 

でその調べものですが、10月から予定している『自転車歳の数だけ欧州諸国を巡る旅』の前準備で、訪問予定23カ国のビザ査証の必要か否かについて今日は調べておりました。

 

調べながら旅の話だけじゃなくて、旅の前準備も面白くなりそうだと思って記事にすることにしました。

旅の時のように毎日更新というのは旅の準備に関する記事については難しそうですが、ぜひ道中だけでなく旅の前段階も共有して一緒に楽しめればと考えております。

 

改めて今後ともよろしくお願いします。

 

今からで大丈夫なのか、と自分でも心配になりますが本当にこの企画も思いつきでして…無鉄砲が過ぎるので日本では通用するかもしれませんが海外は訳が違いますから色々調べたり準備をしないと、と今日やっと本腰を入れました。

 

今日は外務省の安全ホームページで訪問予定国の状況の確認と、ビザ査証について調べておりました。

北欧、東欧、南欧と言っておりますが訪問予定国をずらっと順不同で挙げてみます。

ロシア、エストニアラトビアリトアニアベラルーシウクライナモルドバルーマニアブルガリアギリシャアルバニアアルバニアマケドニアコソボセルビアモンテネグロボスニア・ヘルチェゴビナ、クロアチアスロベニアオーストリアハンガリースロバキアポーランドチェコ

の23カ国でございます。今現在は22歳ですが旅中に23歳の誕生日を迎えるため23カ国巡る予定です。

 

まずは外務省安全ホームページで危険度等を見ていました。欧州は感染症などの心配はなさそうです。白地図が危険度に応じて色付けされていくのですが感染症などに関してはどこも真っ白でした。

ただ治安的な危険度に関してはそうもいかず…。なんとなく皆さんも想像するようにロシア、ウクライナは国全体満遍なく警戒レベル1の黄色でした。またウクライナの一部東と南部はレベル3でしたが、そちらへは元々渡航予定はないので大丈夫そうです。昨年行ったインドネシアも警戒レベル1ではあったものの何事もなかったので黄色に関しては過度に安心したり油断すること勿論ないですがそこまで心配はしておりません。

コソボの北部はレベル3でした。広域地図では白かったのですが、一応各国1つずつ確認しよつとクリックしたら一部レベル3で焦りました。主にセルビアとの国境で、恐らくセルビアコソボ独立を認めていないようでその関係で情勢が安定していないのだと思います。これはルートをしっかりとうまく考えなければいけなさそうです。車のドライブ旅行で、コソボからセルビアに抜けようとしたら断られマケドニアから回って入国するよう指示されたとの記事もありました。気をつけなければいけなさそうです。

レベル3に関してはこのコソボウクライナの一部のみでした。しかしながら少々怖じ気づいてしまうものも…。

f:id:kusekkeman:20170923205651j:image

黄色いラインが見えて、一応事前準備ノートにクロアチア一部レベル1とメモをしてよく画面を見たら、《地雷が残存していると思われる地域》と。さすがの癖っ毛も少しびびってしまいました。日本を自転車で走るときに死を意識することなんてまず絶対ないですからね。世界は自分が思っている程平和ではなさそうです。観光バスで移動したり、ツアーや空路の場合は全く考慮しなくて大丈夫だと思いますが。癖っ毛の場合自転車による陸路で自分で道を決めて進んでいきます。ちょっと休憩と寝転がったところに地雷、自転車で走っているときに地雷を踏む。その可能性が無い訳ではないという現実。身が引き締まるとはまた違いますが、なにかこう中途半端な気持ちや状態では到底旅できないなと考えさせられました。性格的にもじゃあこれで旅止めよう、クロアチア寄らないとはなりませんが、事前準備を怠らず十分に対策して無理のない範囲で実施し絶対この旅を良きものにしようと思いました。

f:id:kusekkeman:20170923205732j:image

ボスニア・ヘルチェゴビナも同様の区域があるようです。クロアチアの場合アドリア海沿いでうまく避けられそうですがボスニア・ヘルチェゴビナの場合満遍なくそれが少し難しそうです。多かれ少なかれこの黄色の区域を走らざるを得なさそうです。地雷がどこにあるかわからないため、ここら辺は少し緊張した走りになりそうです。

 

残りの国に関しては基本的に治安レベルは大丈夫そうでした。

 

続きましてはビザに関して調べ始めました。ロシアは既にビザ申請が必要なことを知っており7月に動いて取得済みでした。その際にざっくり調べていて大丈夫だと思っていたのですが…。

ベラルーシもビザが必要みたいです。またロシア同様に現地旅行会社の書類も…。トランジットの通過ビザまた5日間ビザなしでいける制度もあります。通過ビザは滞在が48時間と2日で出国しなければいけないので自転車旅には適さず、5日間ビザなし渡航は空路で出入国する場合のため適用外でした。ロシアの時のように空バウチャーを発行してくれる現地会社もなさそうで、日本の旅行会社にビザ取得代行を頼むことも考慮しています。あとはビザが不要なフィンランドやドイツを代わりに寄り歳の数を稼ぐというパターンも考えています。

なんかこう色々なリスクやそれに伴い行動パターンを考えたり、普段お恥ずかしながらただ本を読んだり、スマホをいじったりで頭を使うことがないので旅の計画は大変ではありますが脳みそに汗かいて本当に楽しいですね。

 

またコソボに関してはビザ申請は特に不要ですがコソボ出入国する際に押されるスタンプがあるとコソボの独立を認めていないセルビアをそのパスポートで出入国する際にそのスタンプに消印を押したり手続きに時間がかかり面倒になる模様です。まあ時間がかかるだけで入国できない訳ではないので特に問題はなさそうですが。なんだか日本の平和なぬるま湯の中で育った癖っ毛からしたら不謹慎かもしれないけどなんだか面白くも感じる。

 

本当に思っているより世界は複雑そう。

今日少し調べただけでそれを垣間見た気がする。

 

このロシア、ベラルーシ以外の国に関しては全て90日以内の滞在に関してはどこもビザ申請不要そうで安心しました。ただシェンゲン協定圏内は合計で90日以内で、初めに協定国を入国した国からカウントが始まるみたいで少々ややこしそうです…。90日以内で全路10000kmを終えなきゃいけない可能性も。のんびり旅したいなあ…。ここの部分に関してはもう少し調べる必要がありそうです。もしそうなればいいうまくシェンゲン協定国を周るようにルートを考えたり大変そうです。

 

とりあえず今日はこの2つを調べて終わりました。まだまだ雪、気温、また各国の路面状況なども調べていかなければいけません。自転車のキャリアなど装備についても考えないとでやることは山ほどありそうです…。

 

日本の自転車旅のように体力と自転車とある程度の資金があればというのとは異なり、一筋縄ではいかなさそうです。

本当にこの自転車で歳の数だけ北欧・東欧・南欧諸国を巡る旅を決行できるのか、何も言えない状況です。この地域の国には興味はあるので自転車は断念してバックパックで周ることになるかもしれませんし、はたまた自転車を優先して他の地域や国を自転車で巡る旅に変わる可能性もあります。

 

埼玉の小さな町で生まれて育って、20歳まで1度も海外に行ったことのない青年の社会人前の大冒険をこれから一緒に見守っていただけると嬉しいです。

 

ではでは失礼します。

よい週末をお過ごしください。